以前の記事で「ロープロファイル最高」と書いた私ですが、実はこのたび愛用していたG915Xを手放し、REALFORCE R4(R4HD21) に乗り換えました。

理由はシンプルで、長時間タイピングしていると手が疲れるようになってきたからです。

真逆のキーボードに乗り換えてどうだったのか。使い始めてまだ日は浅いですが、現時点で感じた打鍵感・機能の使用感・購入前に知っておくべき注意点を正直にまとめます。

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REALFORCE R4HD21 の基本スペック

項目 内容
方式 静電容量無接点(東プレ)
配列 英語(US)87キー・テンキーレス
キー荷重 45g
接続 Bluetooth / 有線USB-C のハイブリッド
電源 乾電池式(ワイヤレス時)
購入価格 約39,000円(Amazon)

REALFORCE R4は東プレがR3から約4年ぶりに刷新した最新シリーズです。私が買ったR4HD21は、US配列・テンキーレス・スーパーホワイトのハイブリッドモデルです。

実物はこんな見た目です。スーパーホワイトの筐体はMacBookとの相性も悪くありません。

REALFORCE R4HD21 の本体全景。MacBookと並べたところ


なぜロープロから静電容量無接点に乗り換えたのか

G915Xの浅く速い打鍵感は今でも好きです。ただ、毎日長時間タイピングしていると、だんだん手の疲れが気になるようになってきました

そこで「疲れにくいキーボード」を探し直したとき、たどり着いたのが静電容量無接点方式でした。物理的な接点がなく、底打ちしなくても入力できる構造が、指への負担を減らしてくれます。

薄さ・速さを取るか、疲れにくさを取るか。私は後者に舵を切った形です。


実際に使ってみた感想

良かった点

① スコスコの打鍵感。とにかく軽い

REALFORCE特有の「スコスコ」という打鍵感は評判どおりでした。45g荷重ということもあり、力を入れなくてもスッと沈む軽さです。

G915Xと比べても明らかに軽く、打鍵のリズムというより「撫でるように打つ」感覚に近い。疲れにくさの真価はこれから長期で検証していきますが、底打ちせずに打てる感覚は確かに指にやさしいです。

② APCでキーの反応深さを自分好みにできる

R4はAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)でキーの反応する深さを細かく調整できます。

私はタイプミスの削減を狙って、自分に合った深さを探りながら設定しています。「浅くして速く」も「深くして確実に」も選べるので、打ち方の癖に合わせて育てられるのが楽しいところです。

③ 近接センサーとキーマップ切替が地味に効く

手を近づけるとスリープから即復帰する近接センサーのおかげで、席を外して戻ってきてもすぐ打ち始められます。ワイヤレス運用の「復帰待ちのストレス」がありません。

またキーマップ設定も重宝しています。私はMacBookとWindows PCの2台を使っているので、それぞれ用のキーマップを作って都度切り替えています。OSをまたぐ人にはかなり便利です。

④ 適度な横幅で、手が大きくても打ちやすい

以前はコンパクトなキーボードも使っていましたが、R4HD21はテンキーレスながら適度に横幅があります。手が大きい人でも窮屈にならず、自然な位置に指が収まります。

側面から見るとキーの高さとシリンドリカルな形状がよくわかります。手前に見えるのが有線接続用のUSB-Cポートです。

REALFORCE R4HD21 を側面から見たキー面。USB-Cポートが見える

気になった点

① 電池式だった(購入してから気づいた)

ワイヤレス運用時の電源が充電式ではなく乾電池式なのは、正直、購入してから気づきました。USB-C充電に慣れていた身としては少し残念なポイントです。

とはいえ大きなネックではなく、私はEneloopを買って運用することにしました。電池切れのたびに買いに走らなくて済むので、電池式が気になる人は充電池をセットで揃えるのがおすすめです。

② 持ち運びには大きい

テンキーレスとはいえ、カバンに入れて持ち歩くには少し大きく、重さもあります。自宅かオフィスに据え置いて使うキーボードと割り切るのがよいです。

③ 価格は約3.9万円と高級

静電容量無接点の宿命ですが、気軽に試せる価格ではありません。ただ毎日何時間も触る道具と考えると、私は納得しています。


G915Xとの使い分け観点で言うと

ロープロファイル比較記事でも書いたとおり、ロープロには「浅く速い打ち心地」という明確な良さがあります。

一方でREALFORCE R4は「軽く疲れにくい打ち心地」。スピード感のロープロ、持久力のREALFORCEという対比が、両方使った正直な感想です。

手の疲れに悩みがないなら、ロープロファイルも引き続き良い選択肢だと思います。


こんな人に向いている / 向いていない

こんな人におすすめ

  • 長時間タイピングで手の疲れを感じ始めた人
  • タイプミスをAPC設定で減らしたい人
  • MacとWindowsを行き来して使う人
  • 自宅・オフィスに据え置きの「一生モノ寄り」キーボードが欲しい人

こんな人には向いていないかも

  • カフェや会議室にキーボードを持ち出す人(素直にロープロや小型を選ぶ方が幸せです)
  • 充電式のワイヤレスにこだわる人
  • 予算2万円以下で探している人

まとめ

評価項目 評価
打鍵感(軽さ) ★★★★★
カスタマイズ性(APC・キーマップ) ★★★★★
ワイヤレス利便性(近接センサー) ★★★★☆
携帯性 ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆

「ロープロ最高」と言っていた私がG915Xを手放してまで乗り換えて、後悔は今のところありません。手の疲れという悩みに対して、REALFORCE R4は答えをくれそうな手応えがあります

打鍵感の好みは人それぞれですが、「疲れにくさ」を軸にキーボードを選び直したい人には、自信を持っておすすめできる一台です。