ガジェットの充電端子、USB-Cに統一したくなりませんか

私の手元でmicroUSB充電のまま残っていたのが、BluetoothスピーカーのAnker SoundCore miniでした。コンパクトで気に入っていたのに、充電のときだけmicroUSBケーブルが必要になる。

そこでUSB-C充電になった後継機、Anker Soundcore Mini 3 に買い替えました。音質でもサイズでもなく、端子のためだけの買い替えです。

同じ動機の人がいると思うので、良かった点も引っかかった点も正直に書いておきます。

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前のスピーカーに不満はなかった。端子以外は

先に言っておくと、旧モデルのSoundCore miniに大きな不満はありませんでした。

音質は特に気にならないレベルです。オーディオにこだわる人には物足りないかもしれませんが、BGM用途なら十分でした。

何より気に入っていたのはコンパクトさです。

致命的だったのはmicroUSB充電

唯一かつ致命的だったのが、充電端子がmicroUSBだったことです。

世の中の機器がUSB-Cに寄っていく中で、この一台のためだけにmicroUSBケーブルを維持するのは正直しんどい。買い替えるまでは、microUSB→USB-Cの変換アダプターを使って充電していました。

ただ、この運用が地味にストレスでした。変換アダプターが外れてしまうことが度々あったんです。充電したつもりが朝になっても減ったまま、ということが起きます。

旧モデルのSoundCore mini。底面の充電ポートにmicroUSB→USB-Cの変換アダプターを挿した状態

実際の状態がこれです。写真の右下、本体から飛び出しているのが変換アダプター。この出っ張りが引っかかって外れるわけです。

動きはしますが、アダプターを噛ませている時点で「なんとかしのいでいる」感じは否めません。


新旧スペック比較

項目 SoundCore mini(旧) Soundcore Mini 3
充電端子 microUSB USB Type-C
サイズ 67×67×67mm 72×84×72mm
重量 215g 230g
連続再生 15時間 15時間
防水 なし IPX7

出典: 価格.com(SoundCore mini) / 価格.com(Soundcore Mini 3)

私は約6,000円で購入しました。連続再生15時間は据え置きで、目当てだったUSB-C化に加えてIPX7の防水まで付いてきました。水深1mに30分沈めても耐える規格(IPX7の定義)なので、水まわりで使いたい人には嬉しい進化です。

ただし、一回り大きくなっている

ここは購入前に気づいておくべきでした。

数字を並べると分かるとおり、Mini 3は高さが17mm伸び、15g重くなっています。旧モデルは67mmの立方体でしたが、Mini 3は縦に伸びた形です。

「コンパクトさが気に入っていた」私にとっては、正直マイナスの変化です。とはいえ手のひら大の範囲には収まっているので、置き場所に困るほどではありません。


実際に使ってみて分かったこと

📌 この節は購入からしばらく使ったあとに追記しました(2026年8月18日)。

USB-C充電は、やはり最高だった

買い替えの動機がこれだけだったので当然ではありますが、期待どおりでした

変換アダプターが外れて充電できていない、という事故がそもそも起きません。ケーブルを挿すだけで終わる。当たり前のことが当たり前にできるのは、想像以上に快適です。

Soundcore Mini 3 のUSB-C端子にケーブルを挿した状態。シリコンのカバーが横に開いたまま固定されている

写真のとおり、カバーは横に開いた位置でおとなしくしています。挿すときも抜くときも触る必要がありません。

USB-C端子にカバーが付いた

旧モデルから変わった点として、充電端子にシリコンのカバーが付きました。

正直、買う前は「これは邪魔だろう」と思っていました。使うたびに開け閉めするのが面倒だろう、と。

ところが実際には、カバーを外して180度回転させた位置で固定できます。開けたまま放っておけるので、充電のたびに触る必要がありません。杞憂でした

ストラップは移動が多い人向け

本体にストラップ(持ち手)が付いています。

持ち運ぶときは確実に便利です。指を通して引っ掛けられるので、片手で雑に扱えます。

ただ、据え置きで使う人には余分な出っ張りに見えるかもしれません。ここは使い方によって評価が割れる部分だと思います。

左が新モデル(赤・ストラップ付き)、右が旧モデル(黒)。並べると新モデルのほうが背が高い

赤が新モデル、黒が旧モデルです。ストラップの存在感と、背の高さの違いが分かると思います。

底面の汚れが付きにくくなった(気がする)

これは地味ですが、個人的に嬉しかった変化です。

旧モデルは底面が円盤状のゴムになっていて、そこにホコリやゴミが吸着していました。持ち上げるたびに気になるレベルです。

新モデルは底面の構造が変わり、同じような汚れの付き方をしません。あくまで体感で、厳密に比較したわけではありませんが、旧モデルで気になっていたことが気にならなくなりました。

新旧の底面比較。左(新)はスリット状の造形、右(旧)は円盤状のゴムで、白いホコリが吸着している

右が旧モデルです。円盤状のゴム部分に、白い繊維状のホコリがびっしり付いているのが見えると思います。これが持ち上げるたびに気になっていました。

左の新モデルはスリットの入った造形で、同じような付き方をしていません。

サイズ差は、数字で見るより実感がある

スペックでは高さ+17mmですが、並べると想像より差があります

とはいえ手のひらに収まる範囲であることは変わりません。「大きくなった」と感じるのは旧モデルを知っているからで、これ単体で見れば十分コンパクトです。


買い替えで「失う機能」もある

旧モデルのSoundCore miniにはmicroSDカード対応とFMラジオという機能がありました(価格.com)。

一方のMini 3は、公式スペックにどちらの記載もなく、対応機能として案内されていません。

  • SDカードに音楽を入れて単体で再生したい
  • 災害時などにラジオとして使いたい

こうした使い方をしていた人にとっては、Mini 3への買い替えはダウングレードになり得ます。単純な後継機だと思って飛びつくと、意外な機能を失うことになります。

私自身はBluetooth接続でしか使っていなかったので影響はありませんでしたが、購入前に確認しておきたいポイントです。


こんな人に向いている / 向いていない

向いている人

  • 充電端子をUSB-Cに統一したい
  • コンパクトなスピーカーを気軽に使いたい人
  • お風呂など水まわりで使いたい人(IPX7)

向いていない人

  • microSDやFMラジオを使いたい人
  • 旧モデルのサイズ感が気に入っている人(一回り大きくなります)

まとめ

  • 旧モデルは音質もサイズも不満なし。唯一microUSB充電だけが不満だった
  • 変換アダプターでしのげるが、外れて充電できていないことがあった
  • Mini 3はUSB-C化に加え、IPX7防水という分かりやすい進化がある
  • ただし一回り大きくなり、microSD・FMラジオも非対応
  • 使ってみるとUSB-C端子のカバーは180度回転で固定でき、邪魔にならない
  • 底面の汚れが付きにくくなった(旧モデルは円盤部分にゴミが吸着していた)

「端子を揃えたいだけ」で買い替えるのは、冷静に考えると少し贅沢です。それでも充電が素直に楽になりました。アダプターが外れて充電できていない、というあの小さなストレスがなくなっただけで十分元は取れた気がしています。

旧モデルは、このまま手放す予定です。

同じく「たった一点の不満」で買い替えた話として、六角レンチ不要になっただけで買い替えたPCスタンドのレビューもどうぞ。