ニースの海が、想像していたより圧倒的にきれいでした。

2015年9月、大学時代の友人と南フランスを9日間かけて回りました。ニース発着でレンタカーを借り、海沿いから内陸の村まで足を伸ばした旅です。

11年前の旅なので、料金も営業情報ももう当てになりません。ただ、海の色と、丘にそびえる街並みの記憶だけははっきり残っています。写真と一緒に振り返ります。

⚠️ この旅行は 2015年9月のものです。料金・営業情報・道路事情などは大きく変わっている可能性があります。実際に行かれる際は必ず最新情報をご確認ください。

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旅の概要

項目 内容
時期 2015年9月(9日間)
同行者 大学時代の友人
移動 ニース発着のレンタカー
費用 航空券約20万円、総額40万円程度

主な訪問先は、ニース・エズ・ゴルドン(Gourdon)・マルセイユ・ゴルド(Gordes)・フォンテーヌ・ド・ヴォクリューズ・アヴィニョンでした。

📌 写真に位置情報が残っておらず、記憶も曖昧なため、日付ごとの細かい行程は再現できていません。この記事は場所ごとにまとめます。またゴルドンとフォンテーヌ・ド・ヴォクリューズは、写真から場所を断定しきれていません。


ニース|海の色がすべてだった

拠点にしたのがニースです。この旅で一番印象に残っているのが、ここの海でした。

高台から見下ろすニースの湾。逆光で海が白く光り、手前にテラコッタ色の旧市街の屋根が広がる

高台から見下ろすと、湾が大きな弧を描いているのがよく分かります。この日は逆光で、海が白く光っていました。手前に見えるテラコッタ色の屋根が旧市街です。

ヤシの木が並ぶ海沿いの遊歩道と、青い海、灰色の小石のビーチ

こちらは別の時間帯。同じ海が、光の角度でここまで違う色に見えます。

そして地味に重要な情報がひとつ。ニースのビーチは砂浜ではなく、全部小石です。写真をよく見ると灰色の礫が写っています。裸足で歩くとかなり痛いので、サンダルは持っていったほうがいいです。

なお上の写真は、泊まった宿のバルコニーから撮ったものです。オーシャンフロントの宿を取ったのですが、ここでは値段以上の価値がありました。朝も夜も、部屋を出れば正面にこの海があります。

宿の条件を優先して良かったと思える旅は、そう多くありません。


丘にそびえる村|日本では見られない風景

もう一つ強く残っているのが、丘の上に築かれた村です。斜面や崖の上に石造りの家がびっしりと積み上がっている。日本にはない光景で、これがとても新鮮でした。

エズ

海に近い丘の上にあるのがエズです。

サボテンの並ぶ庭園から見下ろすエズの瓦屋根と、その先に突き出す半島と湾

村の最上部にはサボテンや多肉植物が植えられた庭園があり、そこまで登ると瓦屋根の先に海と半島が同時に見えます。写真の下半分を占めているのがその庭園です。

村の中は石畳の細い路地が入り組んでいて、階段だらけです。車はまず入れません。

山側の道路から見下ろすヴィルフランシュの湾と、海に突き出す半島

このあたりは山の中腹を道が走っていて、車を停めれば湾が一望できる場所が点在します。写真の手前に写っているガードレールが、その道路です。この日は曇りでした。

ゴルドン(Gourdon)

石造りの建物と時計付きの鐘楼。水色の鎧戸が並び、石壁の上に素焼きの鳥のオブジェが置かれている

ニースから内陸へ入ったところにあるゴルドン。石造りの建物に水色の鎧戸、時計のついた鐘楼。石壁の上に素焼きの鳥のオブジェが置かれていたのが印象的でした。

ゴルド(Gordes)

丘の斜面にびっしりと石造りの家が積み上がるゴルドの村

そして内陸のリュベロン地方にあるゴルド。ここが「丘にそびえる村」としては一番わかりやすい姿でした。

家が斜面に沿って層になっているのが遠くからでも見て取れます。同じ石造りの村でも、海沿いのエズとは全く印象が違いました。


マルセイユ

ニースから西へ200kmほど走るとマルセイユです。どのルートを通ったかは記憶に残っていません。

岩山の上に建つノートルダム・ド・ラ・ギャルド寺院を見上げる

石灰岩の斜面の上に建っているのがノートルダム・ド・ラ・ギャルド寺院です。下から見上げると、なかなかの傾斜でした。

ニースが「リゾート」なら、マルセイユは「港湾都市」。規模も雰囲気もまるで違います。


フォンテーヌ・ド・ヴォクリューズ

内陸で立ち寄って印象的だったのが、この場所です。

木々に囲まれた川。水草が透けて見え、日の当たる部分が鮮やかな緑に光る。カモが数羽浮かんでいる

フォンテーヌ・ド・ヴォクリューズ湧水が川になっている場所です。

水中の水草まで透けて見えて、日が当たる部分が鮮やかな緑に光っていました。よく見るとカモが何羽か浮かんでいます。海のきれいさとはまったく別種の「水の美しさ」でした。


アヴィニョン

内陸をさらに回って訪れたのがアヴィニョンです。

川の中ほどで途切れているサン・ベネゼ橋

これがサン・ベネゼ橋途中で途切れているのが特徴で、童謡でも知られる「アヴィニョンの橋」です。

橋の上に小さな礼拝堂が乗っているのが、写真でも分かります。丘の村とも港町とも違う、川と城壁の街でした。


レンタカーで回って感じたこと

南フランスはレンタカーが向いています。

ニースやマルセイユのような都市だけなら公共交通で足りますが、この旅で一番良かった丘の村は、車がないと現実的に厳しい場所にあります。ゴルドンもゴルドも、山を登った先です。

ただし村の中まで車で入れるとは限りません。エズのように階段だらけの村では、麓や村の入口に停めて歩くことになります。

海と山が近い地形なので、少し走るだけで景色が変わるのも良いところでした。前述のヴィルフランシュの湾のように、道端に車を停めて眺めるポイントがいくつもあります。

なお、車種や保険、高速料金(péage)といった具体的な手配の記録は残っていません。このあたりは最新情報で確認してください。


まとめ

  • ニース発着のレンタカーで南フランス9日間、費用は総額40万円程度(うち航空券約20万円)
  • 一番の記憶はニースの海。オーシャンフロントの宿を取ったのは正解だった
  • ただしビーチは砂ではなく小石。サンダルは必須
  • 丘にそびえる村(エズ・ゴルドン・ゴルド)は日本では見られない風景
  • フォンテーヌ・ド・ヴォクリューズの緑の水、アヴィニョンの橋も対照的で面白い
  • 丘の村を回るなら車が必要。ただし村の中は歩き
  • 9日間ずっと晴れていたわけではなく、曇りの日もありました

11年前の記録なので情報は古いですが、海の色と丘の村は今も変わらずそこにあるはずです。海沿いのリゾートと内陸の村を1回で両方見られるのが、このエリアの強みだと思います。

長距離を移動する旅程だったので、いま行くなら通信手段は先に用意していきます。詳しくは海外旅行のeSIM比較記事にまとめています。